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「近代的実践(計画・設計)」+「都市の実態」の時-空間論的な接続あるいは統合について

報告遅くなってしまったが、先週(20130711.Thu.)、第6回都市発生学研究会を開催し、福村任生さんに「戦後期イタリアにおける都市組織論の誕生:建築家サヴェリオ・ムラトーリの思想と方法論」と題する講演をいただいた。都市組織論(tessuto urbano)、テ…

【告知】第7回都市発生学研究会 森田芳朗「「動くすまい」の制度的位置づけ:アメリカのモービルホームと日本のトレーラーハウスを中心に」2013.07.25 Thu. 17:00〜

第7回都市発生学研究会 森田芳朗 「動くすまい」の制度的位置づけ:アメリカのモービルホームと日本のトレーラーハウスを中心に 2013年7月25日(木)17:00- 明治大学生田キャンパス 第二校舎A号館 A1119 入場無料・申し込み不要 キャンパスマップはこちら 第…

【告知】第6回都市発生学研究会 福村任生「戦後期イタリアにおける都市組織論の誕生:建築家サヴェリオ・ムラトーリの思想と方法論」2013.07.11 Thu. 17:00〜

第6回都市発生学研究会 福村任生 戦後期イタリアにおける都市組織論の誕生:建築家サヴェリオ・ムラトーリ(1910-73)の思想と方法論 2013年7月11日(木)17:00- 明治大学生田キャンパス 第二校舎A号館 A1119 入場無料・申し込み不要 キャンパスマップはこちら…

堀口・神代展記念シンポジウムの内容が 10+1 website にて公開されています。

2013年4月28日(日)に行った堀口捨巳・神代雄一郎展記念シンポジウムの内容が活字になりました。 「建築家とは何か:堀口捨己・神代雄一郎の問い」@10+1 website 登壇:磯崎新/藤岡洋保/ケン・タダシ・オオシマ/日埜直彦/藤村龍至/天内大樹/青井哲人 …

堀口捨己・神代雄一郎展関連。0421ギャラリートーク/0428記念シンポジウム、盛会のうちに無事終了しました。

展覧会をご覧になっていただいた皆様、関連イベントに登壇ならびに参加くださった皆様、ありがとうございます。おかげさまで多くの皆様に重要なことを共有いただき、また我々も得るところ大きい経験をさせていただいています。 4月21日(日)には松本勝邦先…

堀口捨己・神代雄一郎展を開催/4月20日〜5月19日・駿河台キャンパス明治大学博物館ギャラリー/大真面目+渾身のシンポジウム(4/28)も、楽しいギャラリートーク(4/21)もあります

いよいよ準備作業も佳境に入り、お尻に火がついてます。連日連夜、学生の皆さんも頑張ってくれております。 twitter @horiguchikojiro 分離派建築会結成以後,我国の近代建築運動を牽引しつつ,他の追随を許さない茶室と庭の研究を大成した建築家・堀口捨己(…

水谷俊博さん講演会/TKC2013で森山が修論発表

20130228.Thu. 水谷俊博さんを生田キャンパスにお迎えして研究室主催の講演会を開いた。水谷さんは水谷俊博建築設計事務所と武蔵野大学環境学部環境学科住環境専攻・都市環境専攻の水谷研究室を主宰しておられる。布野研の後輩、それと水谷研から野口君が私…

日々ガチャガチャ生きている。

昨日(20130119 sat.)川崎市多摩市民館の平和・人権学習という市民講座的なプログラムの一回として震災の話をさせていただいた。僕が色々な人に会い、教えていただきながら日々考えていることを率直にお話した。僕が防災のノウハウ的な話とかまちづくりの現…

計画都市・台中が、存外おもしろいのである。

2012年12月29日から2013年1月6日まで台湾に行ってきた。今回は調査でなく、講演のため。 ひとつは1月3日、東海大学にて大学院プログラムのなかのアジアの都市建築に関する授業の1コマとして(翻訳=張亭菲)。台湾の院生に台湾都市の概説は不要なので、まず…

日本建築学会都市史小委員会シンポジウム・都市と表象シリーズ・第3回「消費と生産」

2012.12.20 Fri. 10:00〜17:00 表記のシンポジウムが田町で行われました。 日本建築学会都市史小委員会シンポジウム・都市と表象シリーズ・第3回「消費と生産」 日時:2012年12月20日(木) 10:00〜17:00 会場:建築会館3階会議室 司会:松本裕(大阪産業…

東アジア建築文化国際会議2012香港/EAAC International Conference 2012 Hong Kong 終了+成功おめでとうございます。

香港中文大学で開かれていた国際会議(12/10-12)が無事に終了しました。大成功でしたね。中文大学の何培斌教授 prof. Ho Puay Peng はじめ、実行組織のMaggie さん、Miranda さん、その他の皆さん、お疲れさまでした。再会の友人たち、初めて知り合った皆さ…

東アジア建築文化国際会議2012香港/EAAC International Conference 2012 Hong Kong 開催中

12月9日より香港に来ている。12月10-12日、香港中文大学にて開催されている表記の国際会議に参加するため。 2日目の今日(12月11日)は、基調講演をやらせていただいた。光栄だが緊張した。ちょっと手が震えたがいちおう淀みなく話すことができたし、頑張っ…

明大建築シンポ/建築学会復旧復興支援部会シンポにて災害復興について議論。建築家って何だろう。

最近二つのシンポジウムで議論に参加した。 (1) 2012.11.03 Sat. 明治大学建築学科シンポジウム「震災・復興と向き合う」 (2) 2012.11.09 Fri. 日本建築学会 復旧・復興支援部会主催 第4回復旧復興支援部会連続シンポジウム「復興の原理としての「建築」:…

19世紀パリ改造を通して都市組織論を語る --- 第5回 都市発生学研究会・松本裕先生

20120719 Thu. 研究会を盛況のうちに終えました。松本先生のお話、刺激的でした。ありがとうございました。講演をお聞きし、ディスカッションし、その後遅くまで飲んで議論しました。自分なりに考えたこと(の一部)をつらつら書き連ねてみます。 (1)都市…

先日のKDU-ED Talk Session #2 のレポートを花田先生が書いてくださいました。

トークセッション2012 第2回 青井哲人「やわらかい都市のなりたち ー 都市の時間的振る舞いの学へ ー」レポート 花田佳明 画像拝借しました。「内容より雰囲気重視」(花田先生のtweet より)(笑)のレポートということですが、いずれきっと本にしますので…

(告知)第5回都市発生学研究会・7/19・松本裕先生「近代都市再開発を通じた都市組織の重層化 19世紀パリ大改造をめぐって」

都市発生学研究会では、7月19日(木)17:00より松本裕先生 (大阪産業大)をお招きして第5回公開研究会を開催します。奮ってご参加ください。 第5回都市発生学研究会 近代都市再開発を通じた都市組織の重層化:19世紀パリ大改造をめぐって 歴史都市パリでは…

六年振りの“母校”にて:KDU-ED Talk Session #2

20120627 Wed. 神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科のトークセッション・シリーズ「建築から世界はこんなふうに拡がっていく」(全6回)の第2回ということで、「やわらかい都市のなりたち:都市の時間的振る舞いの学へ」と題するレクチャをしてきた。前…

告知:神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科:2012年度公開講義(特別講義+トークセッション)

神戸芸工大の花田佳明先生が企画された今年の公開講義ラインナップ。伊東豊雄で幕を切り槇文彦で締めくくる全7回の特別講義と、「建築から世界はこんなふうに拡がっていく」と題された全6回のトークセッション・シリーズがあります。青井は後者の第2回で「や…

仮設住宅が変わる、復興が変わる。

20120617 Sun 「日本建築学会東北支部・みちのくの風 2012 青森」の計画系招待講演(シンポジウム)のため、前夜の懇親会に後ろ髪引かれつつ新宿から夜行バスに乗車。朝7時に八戸着。ちょっと時間をつぶしたあと会場の八戸工大へ移動。芳賀沼整さん(はりゅ…

(告知)日本建築学会東北支部・みちのくの風2012青森・2012年6月16-17日

下記の講演+討議が八戸で行われる予定です。詳しくはこちらを参照ください。 [日本建築学会東北支部研究報告会] 招待講演(計画系)基調講演+パネルディスカッション[CPD2単位] 日時:6月17日(日)10:30〜12:30 会場:八戸工業大学 メディアセンター …

復興の原理としての法、そして建築

20120322 Thu. 大学で会議の後、水道橋のダイワ・リースにて応急仮設についてインタビュー。“生き字引”お二人に一般にはほとんど知られていない事実と視点をたくさん教わった。建築雑誌7月号に掲載予定。ご期待ください。 20120323 Fri. 日本建築学会復旧復…

EAAC 2012 International Conference on East Asian Architectural Culture / 10-12 Dec. 2012 / The Chinese University of Hong Kong

東アジア建築文化国際会議2012は、"Convergence in Divergence" をテーマに掲げて本年12月10-12日に香港中文大学建築系で開催されます。詳しくはウェブサイトをチェックしてください。アブストラクト提出〆切は5月1日。

1月16日・名古屋市立大学にて特別講義

1月8日(日)、台湾より帰国の機内で何だかノドがおかしいなと思っていたら、翌朝高熱が出て下がらず、次の日に受診したところインフルエンザ(A型)の診断。そのまま木曜の朝まで38度から39度のあいだを三日三晩彷徨うことに。結局、感染力が残るといけない…

技術について/昨日の追補と今日のシンポのこと

昨日、「ナイーブ」の話、つまり諸条件へのリテラシーの繊細化というのは、要は諸要素間の関係性の読み書き能力の高度化であり、つまりは生態学的な視界の共有化であろうと話が展開したのだが、特集『ナイーブ・アーキテクチャー』の冒頭対談では中谷礼仁さ…

告知・2011年12月3-4日・都市史研究会シンポジウム2011「危機と都市」

何かちょっとポスターが怖いんですが、実は都市史研究会のシンポジウムです。私も報告させていただきます。 《21世紀に入って、都市はあらゆる局面において「危機」を意識せざるをえなくなった。20世紀の後半から顕在化した地球環境の危機はもとより、内紛や…

建築が相対化される場

今年から京都工芸繊維大学の中川理先生を代表とする科研費の研究会に加えていただき、昨日は3度目の京都だった(20111112 Sat.)。メンバーのなかに小野芳朗先生がいる。『<清潔>の近代:「衛生唱歌」から「抗菌グッズ」へ』(講談社選書メチエ、1997)、…

二つの「自然」〜農学系造園と林学系造園

先週末、10/22(土)に明治神宮外苑聖徳記念絵画館にて、下記の研究会(第9回国際神道文化研究会=第7回神社と公共空間研究会)が行われ、私はコメンテーターの1人として参加させていただいた。 研究会テーマ:明治神宮の造営前史と隣接空間 日時:平成23…

都市における意志と学習について・第4回都市発生学研究会

先週末9月30日(金)に第4回都市発生学研究会を開いた。震災直後から都市計画遺産研究会として「三陸海岸都市の都市計画/復興計画史アーカイブ」を立ち上げ、その後も釜石などで現場にも関わっておられる中島直人先生(慶応大)をお招きしてお話をいただき…

アーキテクトについて考えさせられる。

2011.09.25 Sun. 三宅理一先生がコーディネートされた日仏都市会議2011「東日本大震災から学ぶこと」@日仏会館(恵比寿)に行ってきた。充実したプログラムでたいへん勉強になったのだが、個人的には建築設計で飯を食う人とは何かということについて考えず…

告知・9月30日(金)16:30〜 第4回都市発生学研究会「三陸海岸の都市・集落〜歴史的に考える災害と再生〜」於:明治大学生田キャンパス

都市発生学研究会では、中島直人先生 (慶應義塾大学)をお招きし、当方の研究室とのいわば「対論」という形式で議論を深めたいと考えています。 中島先生からはおそらく釜石市を中心に、昭和三陸津波を中心とする復興計画の歴史と、その遺産の現在的意義の…