2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

さるお方から拝借して『風声』『燎』を読む:1976年・何が終わったのか。

風声同人は当初7名。前川國男・白井晟一・大江宏・岩本博行・武者英二・神代雄一郎・宮内嘉久。雑誌『風声(ふうせい)』(1976〜86、全20号)を出した。白井、つづいて前川が亡くなった翌年から大谷幸夫・永田祐三が加わり、誌名を『燎(かがりび)』(87…

神と人:明治神宮をめぐる時空間

昨日10月23日(土)、明治神宮社務所講堂にてシンポジウム「明治神宮造営をめぐる人々―近代神社における環境形成の転換点―」が開かれた。私と畔上直樹さん、藤田大誠さんの3名が発題者だったのだが、とにかくコメンテーターの山口輝臣氏がかっこよすぎた。『…

EAAC 2011 Singapore →お急ぎください。アブストラクト提出が間もなく閉め切りとなります。

東アジア建築文化国際会議。次回は2011年5月にシンガポールで開催されます。全体テーマは「South of East Asia」(→公式web siteはこちら)いいですね。もともと中国・韓国・日本の建築史研究者の交流国際シンポといった位置づけではじまった国際会議ですが…

イスタンブールより「山田寅次郎・伊東忠太・大谷光瑞」展オープンの知らせ届く。

トルコでは今年2010年が「日本年 Japan Year」というわけで日本がらみのイベントが目白押しらしいのだが、昨夜、山田寅次郎・大谷光瑞・伊東忠太をとりあげた展覧会のオープニング・セレモニーが関係各方面やマスコミも来場して盛大に行われたとの知らせがあ…

牧紀男氏「移動する人々」:City Learns

昨日(1014 Thu.)、私どもの都市発生学研究会としては第3回目となる公開研究会を開いた。講演は牧紀男氏(京都大学防災研究所)。アチェから帰ったばかりで来週はオーストラリアだって。すごいなあ。 第一に何よりありがたかったのは、牧さんが「新作落語」…

研究室説明会(明大建築学科3年生の皆さんへの告知)

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10月21日(木)18:00〜 A1102研究室にて。ゼミ・ブログで説明会の告知をしていますので参照ください。aoilab:明治大学 建築史・建築論研究室(青井研究室)blog 当日は院生(M1)の担当者が研究室の多彩な活動を楽しく紹介してくれるはず。

10月4日(月)〜9日(土)・2010古建築実習終わる。

僕も今年で3年目。今年は40名の履修者があり賑やかだった。毎年少しずつコースは違っていて、今年は安楽寺(長野県上田市)、瑞龍寺(富山県高岡市)など僕にとっては初めての場所もいくつかあったし、2度3度と訪れている場所もまずは全体から細部まで目…

列壁都市論のお披露目。

2010年10月3日(日)、建築学会都市計画委員会の「地域文脈形成・計画史小委員会」の連続研究会が開かれた。この日の主題は「計画と形成」。十数人の小さな研究会だが、中島直人氏、安田孝氏、田中傑氏といった錚々たる方々が現在進行形で考えていることを話…

(告知)10月23日(土)・シンポジウム「明治神宮造営をめぐる人々―近代神社における環境形成の転換点―」

明治神宮は今年で鎮座90周年。これを記念して学術会議を開くことになりました。1年前にはじめた明治神宮史研究会の中間報告となるシンポジウムです。 先週9月25日に第6回研究会があったのですが、これまで同様の濃密かつ刺激的な討議になりました。僕などは…