【告知】第7回都市発生学研究会 森田芳朗「「動くすまい」の制度的位置づけ:アメリカのモービルホームと日本のトレーラーハウスを中心に」2013.07.25 Thu. 17:00〜

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第7回都市発生学研究会
森田芳朗
「動くすまい」の制度的位置づけ:アメリカのモービルホームと日本のトレーラーハウスを中心に
2013年7月25日(木)17:00-
明治大学生田キャンパス 第二校舎A号館 A1119
入場無料・申し込み不要
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 第6回研究会はいよいよ来週ですが、続けて、2週間後に第7回を開催します。雑誌『すまいろん』の2010年夏号・特集「動くすまい:流動的都市の原風景と未来」(こちらおよびこちらを参照)ならびに『建築雑誌』2012年7月号・特集「動く建築:災害の間に」(こちらを参照)に寄稿いただいた、森田芳朗先生に講演をお願いしました。
 土地との結びつきの弱い不動産としてのモービルホーム/トレーラーハウスの制度的意味を都市論的に議論したいと思っています。ひとつは、そもそも日本の都市では「動くすまい」が実装されてきたことを再評価し、災害後の生業・生活の連続を支える具体的な手段としての意義を再考するとともに、また私たちの環境を規定する制度の硬さや隙間を再発見するため。もうひとつは、物理的な改変(資本運動のフレキシブルな空間化)がなされやすい日本の都市を議論し直すためのひとつの思考実験として。モービルホーム/トレーラーハウスは、決して私たちから遠い存在ではありません。
 というわけで、第6回、第7回と、奮ってご参加ください。