2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

10+1 website Oct.2009/特集:インテリアデザイン史を遡る

本日公開されました。10+1 website Oct.2009/青井哲人「建築・都市への「インテリア」的眼差し:「建築家・坂倉準三展」を通して」/戸田穣「家具、この動くもの──ペリアン/ル・コルビュジエ《住宅のインテリア設備》(1928-29)」追記:柏木博「強靱かつ…

歩きました、飲みました。法政大・陣内研究室の皆さんと。

2009.10.25 Sun 陣内研の院生の皆さんと私たちの研究室のメンバー(+藤森研の院生の方)とで池袋駅(西口)、新宿駅(西口)、西荻窪駅(南口)、吉祥寺駅(北口)、下北沢駅(北口)を歩く。夜は下北沢に陣内秀信先生も合流してくださり、さらに陣内研・高…

郊外は思ったよりぜんぜん濃密で不思議である。

授業を終えて家に帰ったら近所のお母さんたちと子供たちが集まっていて、こんばんわ、いらっしゃい、とか挨拶したら、パパさあ、男の子達お風呂に入れてくれない? とか言われて、あっ?ああ、とか言いながらあんまり知らない男の子たちと一緒に風呂に入った…

住宅総合研究財団『すまいろん』の編集に関わらせていただくことになりました。

本日(2009.10.20 Tue.)よりすまいろん編集委員会に出席。錚々たる方々(ホントにキレる面白い方々)とご一緒させていただきます。まずは2010年夏号の特集を担当せよということでさっそく素案をいくつか提示させていただきました(古建築実習中、奈良の居酒…

「室内」という問題

古建築実習中に2冊読了(夜はひたすら飲んでたけど、昼間は移動時間がある)。 ひとつは海野弘『アール・ヌーボーの世界:モダン・アートの源泉』(中公文庫、1987/原著=造形社、1968)。著者29才、1968年の処女作。茫漠とした海のようなアールヌーボーの…

古建築実習 その3

5日目:奈良から京都へ移動しながらいくつかの阿弥陀堂を見る。平安後期、末法への恐怖と極楽往生への希求に駆り立てられた貴族たちの信仰の場。まず木津の浄瑠璃寺は九体の阿弥陀仏を並べ祀る間口九間の長い本堂と池を中心とする浄土式庭園。宇治の平等院…

古建築実習 その2

3日目:金峯山寺。吉水神社書院。今井町。当麻寺・・・と廻った一行に、僕は東京から新幹線とバスを乗り継いで霊山寺にて合流。和様の本堂は初日の大善寺(山梨県)とほぼ同時期の建築だが、内部では虹梁を含めて構造的表現を繊細な格天井で覆って貴族的な…

10月12日(月)〜17日(土):堀口捨巳先生以来の伝統の科目「古建築実習」

今日(13日)は、国宝の茶室・如庵(愛知県犬山市)を見たところで、(まだ詳しいことは言えないけれどかなりすごいことになりそうな)神社関係の某プロジェクトのためにいったん帰京しましたが、また明日は昼過ぎに奈良で合流予定です。 1日目:早朝に新宿…

「表現」を超えた模型:澤田研究室の1/10模型制作プロジェクトをのぞく。

前にもこのブログでちらっと紹介したのだが、うちの研究室の斜向いにある構法計画・澤田研究室の4年生の皆さんが吉村順三設計「軽井沢の山荘」の模型をつくっている(年内完成予定)。縮尺は1/10。1/10というのは構法レベルで実際の建築の成り立ちをほぼ再…

世田谷美術館「オルセー美術館展:パリのアールヌーヴォー」

オルセーのアール・ヌーヴォー展を世田谷美術館(内井昭蔵設計・1985)で見る。石山修武氏が世田谷村日記に、図録中のフィリップ・ティエボー Philippe Thiebaut「アール・ヌーヴォー期におけるパリの高級産業 Industrie du luxe a Paris au temps de l'Art …

建築雑誌2009年10月号・特集「東京新地形論」

が、昨日届きました。昭和女子大学杉浦研究室・日本大学山中研究室・国士舘大学南研究室によるフィールドワークを真中に置いて、石川初、宮本佳明、中島直人、藤森照信、それに私の文章が挟み込むかたちの編集になっています。全体に目を通してみて、都市フ…

掲示:講義を聞いてこのサイトを訪れる学生たちへ

ページ右の「categories」のうち、下記が明治大学での講義に関するもの。 classMAH :近代建築史(学部2年-) classWAH :西洋建築史(学部2年-) classUH :都市史特論(大学院) カテゴリーを選んでクリックすれば、該当する記事が表示されます。今のとこ…