(告知)第5回都市発生学研究会・7/19・松本裕先生「近代都市再開発を通じた都市組織の重層化 19世紀パリ大改造をめぐって」

都市発生学研究会では、7月19日(木)17:00より松本裕先生 (大阪産業大)をお招きして第5回公開研究会を開催します。奮ってご参加ください。

20120701235528第5回都市発生学研究会                   

近代都市再開発を通じた都市組織の重層化:19世紀パリ大改造をめぐって

歴史都市パリでは、市域の拡張をはじめ数々の都市改造が行われた結果、幾重にも織重なる特徴的な「都市組織」(tissu urbain)が形成されている。本発表では、セーヌ県知事オスマンによるパリ大改造を通じた「都市組織」の変容を詳細に考察する。特に、「オスマニザシオン」と称され、パリのみならず諸都市の近代都市計画に多大な影響を与えたこのパリ大改造が、中世都市の暴力的解体ではなく、むしろ既存「都市組織」のさらなる重層化に寄与したことを実証的に示したい。

講師:松本 裕 MATSUMOTO Yutaka
   大阪産業大学 デザイン工学部 建築・環境デザイン学科 准教授
日時: 7月19日(木)17:00〜19:00
会場: 明治大学生田キャンパス第2校舎A館11階 A1119
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※研究会終了後19:30から懇親会(会費制)を行います。