告知・9月30日(金)16:30〜 第4回都市発生学研究会「三陸海岸の都市・集落〜歴史的に考える災害と再生〜」於:明治大学生田キャンパス

20110930
都市発生学研究会では、中島直人先生 (慶應義塾大学)をお招きし、当方の研究室とのいわば「対論」という形式で議論を深めたいと考えています。
中島先生からはおそらく釜石市を中心に、昭和三陸津波を中心とする復興計画の歴史と、その遺産の現在的意義の検証が提示されるものと思います(もっと幅広いと思いますが)。
当方の研究室からは三陸沿岸のいわゆる漁港漁村を対象に、災害・再生を含む集落形成史のパースペクティブを中間報告的に示したいと思います。
都市と村落、計画史と形成史、土木と建築、循環と切断、代謝と蓄積、などといったところを軸として、またアーカイビングという実践の可能性をめぐって議論しながら、三陸沿岸地域にとっての3.11の歴史的な意味を明らかにしていきたいと思います。ただし、ここでいう「歴史」とは過去・現在・未来をつなぐ時間のデザインといった意味で考えています。


みなさま奮ってご参加ください。

  • 第1報告
  中島 直人 (慶應義塾大学)「三陸の復興計画史からの展開」
  • 第2報告
  明治大学 建築史・建築論研究室 「三陸津波と集落の変容:1896,1933,1960」
  • ディスカッション

  • 日時: 9月30日(金)16:30〜18:30
  • 会場: 明治大学生田キャンパス第2校舎A館11階 自在画室(A1119教室)
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※参加申込不要です。
※研究会終了後19:00から懇親会(会費制)を行います。