2012-01-01から1年間の記事一覧

建築論争の所在 CiNiiで公開

『建築雑誌』2011年2月号(特集:建築論争の所在)が刊行1年たちCiNiiで公開されています。山口廣先生インタビュー、隈研吾×岡崎乾二郎 対談が印象深い特集でしたが、わたしの渾身の寄稿も読めますので是非。 青井哲人「戦後建築論争史の見取図〜とくに「巨…

牧紀男×青井哲人「3.11──復興へのプロセスとアポリア」 10+1 website にて公開

web

10+1website にて「3.11──復興へのプロセスとアポリア」が公開されています。2月6日に行った牧さんとの対談です。昨年(2011年4月16日)の対談「移動と定着のメカニズム──災害の歴史から学ぶこと」の1年後の続編です。防災、というより「災害」をめぐる全プ…

EAAC 2012 International Conference on East Asian Architectural Culture / 10-12 Dec. 2012 / The Chinese University of Hong Kong

東アジア建築文化国際会議2012は、"Convergence in Divergence" をテーマに掲げて本年12月10-12日に香港中文大学建築系で開催されます。詳しくはウェブサイトをチェックしてください。アブストラクト提出〆切は5月1日。

第9回編集委員会

2012.02.20 Mon. 編集委員会。今日は4時間かかってしまった・・・。もうちょっと何とかならんかなと思うが、どうしようもない。 (1) 情報委員会報告 (2) 連載記事A〜Gの進捗状況を確認、検討。 (3) 3〜6月号特集 進捗報告。 (4) 9月号=年報(委員長)素案の…

建築の争点

『建築雑誌』2月号から「建築の争点」という連載ページがはじまっている(連載といっても執筆者が毎号変わるコラムページという感じでしょうか)。建築をめぐる議論に亀裂を入れる可能性があるのになかなか顕在化しない論点、ある分野では重要性が知られてい…

堀田善衛『方丈記私記』

20120204 Sat. 建築雑誌5月号むすびの座談会@田町。面白かった。議論をしていて、特集タイトルを微妙に(しかし大きく)変えるきっかけをいただいたりしたくらいだから。 20120206 Mon. 10+1 website 牧紀男さんとの対談(昨年のこれの1年後の続編という位…

建築雑誌2012年2月号・特集 津波のサイエンス/エンジニアリング Tsunami Science/Engineering

建築雑誌2月号が皆さんのお手元に届いている頃かと思います。実際には10日ほど前に刷り上がっているのですが、発送の段取り上この時期になってしまうようです。できるだけ前月末に発送できるよう検討したいと思います。 さて今回の特集は、建築分野が(これ…

村が消えた

本田靖春著『村が消えた:むつ小川原 農民と国家』(講談社文庫)はすごい本です。満州に動員され、引揚後は六ヶ所。二度の開拓に人生を費やした農民たち。満州よりはるかに厳しい条件での六ヶ所開拓は辛酸を極め、本書の中心的な舞台である下弥栄村(この名…

卒業論文・卒業設計の一週間終わる。

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先週は1月24日(火)に論文・設計の提出受付。25日(水)に各教員による設計の審査、26日(木)に論文の発表会(口頭試問)、27日(金)に設計のポスターセッションと公開講評会ノミネート会議(全43作品から7作品を選考)、28日(土)に卒業判定会議、29日…

第8回編集委員会

色んな仕事に振り回されて目がまわり、ブログ書く時間がなかなかとれません。遅くなりましたが新年最初の編集委員会と関連事項の記録を。 2012.01.18 Wed. 第8回編集委員会 (1) 連載記事A〜Gの進捗状況を確認、検討。 (2) 1月号の感想。 (3) 2〜5月号特集 …

1月16日・名古屋市立大学にて特別講義

1月8日(日)、台湾より帰国の機内で何だかノドがおかしいなと思っていたら、翌朝高熱が出て下がらず、次の日に受診したところインフルエンザ(A型)の診断。そのまま木曜の朝まで38度から39度のあいだを三日三晩彷徨うことに。結局、感染力が残るといけない…

ヴァナキュラーの公定化

この写真の建物、RC(鉄筋コンクリート)ラーメン構造・・・ではない。いや、そう答えても完全な間違いとも言い切れないが、でもやっぱり違う。コンクリートの柱・梁の輪郭がもうひとつ鮮明じゃないのにお気づきだろうか。そう、煉瓦壁を一層分ずつ積み上げ…

新年のご挨拶 間もなくお手元に届きます 建築雑誌2012年1月号・特集 前夜の東北 Tohoku on the Night Before

2012年が明けました。皆様すこやかに新春をお迎えのことと思います。私は台中市内のホテルでの年越しとなりました。さて、日本建築学会の新・会誌編集委員会は2011年7月に始動しましたが、新年を迎えて日本建築学会HPの会誌ページが新体制の情報に更新されて…