第9回編集委員会

2012.02.20 Mon. 編集委員会。今日は4時間かかってしまった・・・。もうちょっと何とかならんかなと思うが、どうしようもない。

(1) 情報委員会報告
(2) 連載記事A〜Gの進捗状況を確認、検討。
(3) 3〜6月号特集 進捗報告。
(4) 9月号=年報(委員長)素案の検討。
(5) 7月号特集(蜷川・吉村)原案の再検討。なかなか難しいテーマだがえいやとまとめる。被災地に出現したいろいろな“建物”たちは平時とは異なる建築の様々なステイタスを示している。それらは建築概念の分節と社会の分節を問い直す手がかりでもあるだろう。
(6) 8月号特集(砂本・初田)原案の検討。建築雑誌としては初めてあの二つの“場所”をとりあげる。貴重な証言集になるはず。
(7) 原稿料問題等。うーむ。

さて3月号はすでに我々の手を離れています。2月末納品・3月初発送予定。すでに予告が出ているとおり、次号特集は「東日本大震災1周年 リジリエント・ソサエティ/Resilient Society: Commemorating the 3.11 East Japan Earthquake Disaster」。被災地の現場での再生に向けた1年間の動きをレポートしつつ、3.11以降急速に建築分野に波及した「リジリエンス」概念を検討する。この概念を理論的にも実証的にも先行して検討してきた精神医学・心理学、環境研究、災害社会学などの議論も紹介。充実の資料編も。乞うご期待。