2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ゼミ合宿@八王子セミナーハウス

7月27〜28日、研究室のメンバーと近場を廻った(下記リスト参照)。写真は新制作座文化センターの森に展開する宿舎群。 27日夜は八王子セミナーハウスにて夜8時半から日付が変わって0時半までサブゼミ最終回(テーマ:ティポロジアとその後)の発表・討議。…

出来上がりました。『すまいろん』2010年夏号・特集「動くすまい:流動的都市の原風景と未来」

私が責任編集を担当させていただいた特集が出来上がりました。まだ公式サイトの情報が更新されていませんが(→更新されました)、すでに各所に届きはじめた頃かと存じます。本日、某雑誌編集者と某映画監督のお2人が研究室を訪ねてこられたんですが、『すま…

第5回明治神宮史研究会+第1回神社と「公共空間」研究会

が、昨日、渋谷の国学院大学にて行われました。10月末には明治神宮講堂にてシンポジウムを開催する計画もあり、問題提起に重きを置きつつ最初の中間報告をし、南のクニよりさる御仁をお招きして討議するかたちになる予定です。9月に入ったら告知できると思い…

トウキョウ建築コレクション2010の本届く。

3月に行われた今年のトウキョウ建築コレクション2010では、僕はプロジェクト展のコメンテーターをやらせてもらいました。そのときの報告はこれとかこれに書いたので参照ください。本を読んでもあまり分からないと思いますが総括座談会の方では色々の理由でち…

白井晟一展シンポジウム/原爆と検閲/レンズの解像度

7月17日(土)、東京造形大に白井晟一展とシンポジウム「白井晟一が生きた時代 Part2」に出かけてきた(残念ながら6月のPart1は出席できなかった)。シンポ開始前に長谷川堯先生にお時間を頂戴して相談にのっていただく。シンポでは日埜直彦氏の白井晟一=文…

代行者としての人間

というコンセプトがクリストファー・アレグザンダーの『形の合成に関するノート』(Notes on the synthesis of form, 1964/稲葉武司訳、初版1978)に出てくる。自覚されてしまったデザインという領域が立ち上がる以前(必ずしも年代記的な前後ではなく、い…

建築設計2もいよいよ佳境です。

2年生前期の建築設計2。第2課題は明治大学生田キャンパス正門横のコンテクストを読み解き、ギャラリーを中心とするプログラムをそこに展開して学生の集まる活気あふれる場を創出せよ、という課題。8人の教員(専任2名・非常勤6名)がそれぞれ二十数名の…

ノン・ヴァーバル・コミュニケーションとシャボン玉理論

コミュニケーションには、ヴァーバル/ノン・ヴァーバル(言語的/非言語的)のふたつがあるとG・ベイトソンは書いている(『精神の生態学』)。後者はジェスチャーや表情や目の動きみたいなもの(ただし2本指で数を示したり手でバツをつくったりする記号表…

東大生研にてバーベキュー

駒場の東大生産技術研究所の、この建物の裏あたりに Roast Garden という看板のかかったバーベキューサイトがありまして、藤森研OBのBさんにお誘いいただいて昨日家族で出かけてきました。メンバーはBさんが講師やってるICSの学生さんたちと明治の学生、そし…

民衆駅を知っていますか。

雑誌『東京人』の巻頭エッセイとして「民衆駅を知っていますか。」という短文を寄稿させていただいた。 僕自身は、先般の坂倉準三展で渋谷・新宿・難波を中心にいくつかの駅ターミナルの形成過程にふれた経験を通して、「民衆駅」の存在に注目することになっ…