2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

(告知)東京フィールド研究会 第3回公開講演会「都市フィールドワークの開拓 布野修司先生にうかがう」

下記の告知が届きましたのでお知らせします。企画的には先を越されてしまいました、すみませんF先生。あと研究室のI君がいつのまにか司会の1人に。などという内輪話はさておき、布野修司を批判的に読み直す初めての貴重な場となるでしょうから、みなさん…

小さなピクチャレスク

昨年5月号より『新建築住宅特集』でエッセイ(前号感想)とコラム(近作訪問)の連載をやらせてもらっていて、今週末の近作取材(4月号掲載分)で1年間の仕事が終わるというところまで来た。届いたばかりの3月号では前号特集「小さな家」についての感想を書…

たまふゆる冬でありますよう。

住宅総合研究財団より『すまいろん』冬号が届く。特集は大月敏雄さんが担当された「特集=近居・隣居のススメ‐「住宅に住む」から「地域に住む」へ」。僕は昨年ゲスト編集委員として委員会にお邪魔していて、担当させていただいた特集「動くすまい」の実質的…

ジョン・ターナー情報 追補

うっかりしてました(汗)。『群居』創刊準備号に、ターナーのこと書いてる、布野修司先生が。ターナーは1982年6月9-16日に国連アジア太平洋都市会議(於:横浜)出席のため来日していて、しかもその折に何とターナーから電話をもらって会ったところ、セルフ…

柵の隙間で館を建てた。

ロバート・カプラン著(松浦俊輔訳)『ゼロの博物誌』(河出書房新社、2002)を読んだ。「ゼロ」は、思考の抽象度が上がる(形式論理の世界へ一歩近づく)ときに介添え人として働き、同時にその論理世界のなかに自らの位置を獲得していく。というような歴史…

John F. C. Turner, HOUSING BY PEOPLE, 1976

《ジョン・ターナーの本はハウジングに関するものだが、同時に人々の生活の何が基本的なものか、どんな力が彼らを制御しているのか、そして彼ら自身は何を制御できるのかについて書かれている。コーリン・ワードが序文で言うように、ターナーは「ハウジング…

明治大学建築学科・新公式ウェブサイト公開

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明治大学理工学部建築学科の新しい公式ウェブサイトが昨夜より公開されております。 http://meiji-architecture.net/index.php サイト全体をMovableType 5でつくりました(設計・制作:明大建築学科+BROS)。これでダイナミックに情報を提供できる準備が整…

The Crescent and the Sun: Three Japanese in Istabul

イスタンブールから昨日届きました。前にご紹介した展覧会の図録。なかなか重厚です。

建築雑誌201102・特集「建築論争の所在」

『建築雑誌』2011年2月号が届いた。毎年2月号は前年大会の概況報告が掲載されるので特集はややボリュームが小さくなるが、今回は小特集「建築論争の所在」。近代日本の建築論争は、それぞれの時代の(顕在的・潜在的な)建築論がそこに向かって対立の束とし…