デザインWS台南2010・結

8月5〜10日のスタジオ(デザイン・ワークショップ)が無事に終了しました。写真は最終講評会の様子。会場は対象地のなかにある台湾文学館・文化財保存研究中心(旧・台南州庁舎)の一室。台南市政府都市発展局の方、対象地および周辺地区の里長(町内会長)さん、社区(コミュニティ)のリーダーの方々、建築家の張瑪龍さん、山本俊哉先生(明治大学)といった方々がゲスト・クリティックとして参加くださり、活発な意見交換もできました。成功大学・南華大学・明治大学の3校の学生たちもよく頑張り、全体として非常に有意義なワークショップになったのではないかと思います。張瑪龍さんが言っていたように、短期間でしたがみんな台湾のダウンタウンに関して「間違っていない理解」に達し、「間違っていない提案」を導いたと思います。この表現を是非ポジティブに捉えてください。何が足りなかったかは、参加者がそれぞれにきちんとリストアップして反芻しておいてほしい。実は南華大学のメンバーとはその後の調査でも接触がありまして昨夜は彼らと飲みました。彼らも生き生きとしてましたよ。皆さんお疲れさま。
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そうそう、最終講評会当日はこんなサプライズもありました。
この間、台南市内で精力的なサーヴェイを展開していた別働隊が、突如ワークショップの懇親会場に出現し、プレゼンをはじめました(まあそんなに劇的な登場でもなかったのですが)。真剣に耳を傾けてくださった方、パネルに見入っていた台湾の学生さんたち、本当にありがとうございました。こっちもお疲れ。帰国したらカッチリまとめ直し、テキスト化してください。
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