デザインWS台南2010・続続

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7日午後に行われた中間報告会の様子です。建築家の張瑪龍さんがゲスト・クリティックとして参加。学生の意図を最大限に受け取めつつ、ゆっくり、段階的に、批判的かつ建設的な助言をされていく講評は見事のひとことでした。張さんありがとうございました。
中間発表後は息抜きに旧府城の西、五條港神農街へ学生を連れ出す。今回のスタジオのカウンターパートである成功大学の陳世明先生が木造の街屋(町家)が軒を揃える町並みと、5つの人工運河に商業ギルドが展開するかつての風景について解説してくださる。もうひとつの参加校・南華大学の陳正哲先生も一緒。海安路にて参加学生と教員の懇親会。(僕は日付かわって宿へ戻り“別働隊”から中間報告を受ける。)
8日は午前中に成功大学都市計画学科との合同ワークショップを開催中のワシントン大学のメンバーとの交流会。その後、各スタジオを廻って昨日の中間報告会を踏まえつつ基本的なダイレクションのぶれがないように指導。さらに夕方から11時まで再び各スタジオを廻る。模型をつくりアクソメやパースを描くといった三次元的なチェックとデザインをささっとやらないと事が進まないのに、とくに明治側の手が動かないのには苛立つ    と言いつつも大いに期待しています。
個人的にはこういう短期決戦のデザインワークショップは初めてですし、英語で指導・講評するのはしんどいですが、いや面白い。学生たちも頑張っています。