あの“三富”に行ってきた。

元禄期、川越城主時代の柳沢吉保によって開拓された三富(さんとみ, さんとめ/現・埼玉県所沢市)に今日(0626sat)行ってきました。幅約40m、奥行き数百m〜1Km程度の短冊に、屋敷と屋敷林と農地が一定の配列をとり、それが地域一円を構造づけると同時に、おそらくこの地に生きる人々の1日・1年の生活のパタン・リズムといったものをつくり出しているのでしょう。どうですか、Googleの写真。美しい!

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三富に出かけた目的は、峯田建・恩田恵以/スタジオ・アーキファーム設計のある住宅を訪ねるため。三富の地域構造と、現代の農家の課題や可能性が、奇をてらうことなく、しかしある発明的な建築的形式において解釈され、とてもユーモラスで楽しい建物になっていました。新建築住宅特集8月号でレポート予定。