津波と綾里博物館展9月19日〜22日 いよいよ明日から!

 明日2015年9月19日(土)から22日(火)まで、毎日10時〜18時、大船渡市三陸町綾里港のヤマジュウ電気隣にある空家にて、「津波と綾里 博物館 展    歴史・復興・すまい」が開かれます。


tumblr_nt9lluGjts1ubnx3wo2_1280

 明治大学建築史建築論研究室では、東京大学の岡村健太郎先生とともに、空間チームとして、昭和三陸津波後の復興地とそこに建てられた家屋について実測および聞き取り、史資料にもとづく研究を進めておりますが、今回は2014年度調査の成果の一部である、石浜・港・岩崎・田浜の4集落に現存する昭和津波後の家屋10棟の実測調査図面を展示します。
 実測させていただいた家屋のひとつが、他ならぬ今回の展覧会の会場となっており、この家屋の棟箱(棟札等をおさめた箱)とその内容物他もご覧になれます。さらに民俗・歴史、避難行動、復興経験の継承などを主題とする展示があります。最近地域の方からご提供いただいた貴重な映像資料も放映される模様。そして山岸剛さんの写真も強力。会場構成は伊藤暁さん、施工は首都大饗庭研を中心とする学生さんたち、そして会場およびフライヤー(上掲)のグラフィックデザイン中野豪雄さん。

 ところが関係者MLに流れてくるメールを見ると・・・もう昨日からてんやわんやのスクランブル状態のようで・・・(徹夜かも!?)。皆頑張っています(明大チーム行けなくてホントにすみません!)

 地域に埋め込まれたマイクロアーカイブの実験となる「津波と綾里博物館」の第一回展覧会へ、みなさん奮ってお運びください!!

(20150919 Sat. 追記)はじまったようです! 写真(↓)は初日の様子(伊藤暁さんより無断拝借)。
CPPZp9VVAAAUnYh

(↓)同じく初日の様子(石榑督和さん提供)。
image1 image2