工学院大学が「仮設でない」住宅の建設プロジェクト

建築学部」と後藤治先生の力強い動き。「仮設でない永住の家建設へ 工学院大、絆重視し被災地に」asahi.com
三陸地域では地形的制約が厳しく、集落立地の余地が少ないから、仮設という段階を踏むよりも「仮設でない」住宅をつくる方が合理的という判断は、おそらく三陸集落の多くに妥当するのではないだろうか。もちろん「仮設/非仮設」のいずれか一方が正しいということではない。しかし”仮設住宅供給”という前提に覆われて見えにくくなっている選択肢を可視化する意義は大きいし、大学が民間の協力を得てひとつの経営モデルを走らせて将来的に地元の公的団体に引き継ぐというプログラムも注目すべし。