建築史学54号とどく。

建築史学会の『建築史学』第54号(2010年春)が届きました。下記2本書いてます。

  • 新刊紹介:内田祥士著『東照宮の近代』(ぺりかん社、2009)
  • 学会短信:東アジア建築文化国際会議(台南2009)参加レポート

『東照宮の近代』はすでに多くの読者を得ていると思いますが、同書はいうまでもなくいわゆる学説史・言説史の書ではありません。いや学説史と生産論と保存論と都市論と・・・といったものが意匠論として統合された、希有の書です。
後者は昨年4月に台南で行われた東アジア建築文化国際会議台湾建築史学会主催)のレポート。もう1年前です。遅くなってすみません。次回は2011年シンガポール大会となる見込みです。