トウキョウ建築コレクション2009

R001888320090306 Fri. 論文の公開討論会に顔を出す。昨年からはじまった論文展公開討論会だが、昨年は八束はじめさん、太田浩史さんとともに審査+コメンテーターをやらせていただいた縁もあり、主催者の学生さんたちを応援したい気持ちもあって、第2セッションの途中からではあったが会場へ。たいへん盛況。昨年は過去・現在・未来の3篇にわけて3日がかりで行われ(私は過去編担当)、各10編ずつの論文発表があったが、今年は1日で15編。色々な分野のラインナップが揃うのもよいなと思った。
 わが研究室からも宮戸明香が築地研究を発表。築地のあの混沌とした仲卸売場をきちんと構造的に解読し、なおかつあの奇跡的なシステムが機能するだけでなく疲弊せずに再活性化しつづける疑似都市的な機構を明らかにしている。なかなか好評だった。終了後に僕も小野田泰明さんに挨拶したところお褒めにあずかる。
 主催者のT君によれば今年試みたプロジェクト展がかなり好評だったらしい。2009年度によい成果があれば是非出してみたい。

 ところで昨日はたまたま人間環境大学のゼミ生Iさんが就職の準備で上京していて、発表した宮戸とは昨年台湾調査を一緒にして以来の仲なのでトウキョウ建築コレクションに合流。そのまま夜は我が家で飲む。さて今から人環大・青井ゼミのゼミ旅行に行ってきます。