住総研・研究選奨授賞式+講演

0613 住宅総合研究財団の2006年研究助成(2006年6月〜2007年10月の1年半)をいただいて進めてきた私たち(青井哲人・角南聡一郎・陳正哲・張亭菲)の研究の成果(論文)が高い評価をいただき、「研究選奨」に選ばれたことはすでにちらっと紹介しましたが、本日、その授賞式と研究発表がありました。楽しくお話させていただき、多くの方に面白がっていただいたと思います。
今日の集まりは2008年研究助成に採択された方々のKick Off Meetingでした。私も2年前の6月にこの集まりに出席して、その日に選奨を受賞された大場修先生の町家研究の発表などを拝聴し、僕もきっちり成果を出すと心に決めたのでした。住総研の助成研究は、最後も報告書ではなく論文でフィニッシュするので、学術的な成果そのものを評価されますし、したがって研究者の業績にもなる。キックオフからゴールまで、きちんとしたプログラムを持っているのです。
今年の夏はこの研究をさらに深化させることと、新しい研究テーマ開拓に向かってフレームづくりをと思っています。あらためて住総研の皆様にお礼を申し上げたいと思います。