イスタンブールより「山田寅次郎・伊東忠太・大谷光瑞」展オープンの知らせ届く。

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トルコでは今年2010年が「日本年 Japan Year」というわけで日本がらみのイベントが目白押しらしいのだが、昨夜、山田寅次郎大谷光瑞伊東忠太をとりあげた展覧会のオープニング・セレモニーが関係各方面やマスコミも来場して盛大に行われたとの知らせがあった。

THE CRESCENT AND THE SUN Three Japanese in İstanbul : Yamada Torajirô, Itô Chûta, Otani Kôzui
16 Oct. 2010 - 20 Feb. 2011 Istanbul Research Institute --> web site

忠太はよく知られた1902年から1905年にわたる3年3ヶ月の世界旅行のなかで、実に8ヶ月半ほどもトルコに滞在している。実業家・茶人の山田寅次郎西本願寺大谷光瑞もそれぞれトルコに深い足跡を残しただけでなく、互いに密接な関係をもっていた。きっと忠太のフィールドノートに描かれたスケッチや漫画・写真なんかは彼の地でも注目を集めるだろう。
この展覧会、伊東忠太の部分を担当したのはジラルデッリ青木美由紀さん。カタログでは青木さんの他、村松伸、山崎幹泰の各氏とともに私も短い文章を書かせていただいた(英語で書いて、トルコ語に訳されたのと併記されている)。残念ながら展覧会を見ることはできないと思うのですが、カタログ早く見たいなあ。いや、まずはオープンおめでとうございます。