旧友再会、渋谷にて。

1105 『日本統治下の海外神社―朝鮮神宮・台湾神社と祭神』(弘文堂、2004)の著者、菅浩二さんとは、僕が海外神社研究をはじめた頃にある方にご紹介いただいて以来の旧友。たぶんもう10年になるんじゃないだろうか。彼はその後3年間ハーバードのライシャワー日本研究所にいたのだが、ひょんなことから僕が明治に来ていることを知って連絡をくれた。彼も今春より国学院大学にいるということで、あるお話の打診だったのだが、僕も相談したいことなどあって、さっそく渋谷のキャンパスへお邪魔した。お互い近況報告などしつつ、国学院の同僚を紹介くださってある研究プロジェクトにお誘いいただいた。
国学院は最初は飯田橋にあったが1923年以降はずっと渋谷なので、校史が渋谷都市史みたいなところもある。不思議に渋谷には色々縁があるので大事にしたい。