近代建築史02/古典主義系建築と歴史の発明

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(1) ヨーロッパの歴史はAncient Times→Medieval Timesと進んだところで、Renaissanceという折り返しがあり(古を典とみなす=Classicism)、以降がModern Timesと考えられていることについて。
(2) 14c→18c半の間にClassicを軸とした造形の可能性が消費され様式が疲弊していくプロセス。
(3) Neo-Classicismの運動は、より正しい源泉を求めようとしながら、実際には「古典の選択性」という矛盾した事態を招いた。
(4) 様式の基盤を追求したNeo-Classicismの思想的なコアに、近代主義への萌芽がみられる。