戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体(20181216)の内容、10+1 website にて公開

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去る2017年12月16日(土)に建築会館(日本建築学会)ギャラリーにて開かれた「戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体」の内容が、10+1 websitepick up にて公開されました。

 建築論の1950年代を、冷戦の政治地図のなかに置き、文学等の他ジャンルとつなぐ横軸と、1920年代から今日までの反復強迫の縦軸とから捉え直し、「戦後空間」に走る力の作用線を描き出しています。ぜひお読みください。

主旨説明 青井哲人(建築史/明治大学

講演1 文化運動のなかの民衆と伝統
鳥羽耕史(日本近代文学・戦後文化運動/早稲田大学/1968-)

講演2 日本とアメリカの建築的交流:「民衆」と「伝統」をめぐる文脈の輻輳
Ken Tadashi Oshima(Architectural History, Theory and Representation/University of Washington/1965-)

コメント 日埜直彦(建築家/1971-)
討議

 シンポの構成は下記のとおりでしたが、字数等に制約があり、趣旨説明・講演1・講演2・コメントは青井が概要まとめ、討議部分は文字に起こしたが、会場に開いて以降の討議については活字化を見送らざるを得ませんでした。この点、活発かつ鋭いコメントを下さった来場者やWGメンバー各位にお詫びします。

 今回のシンポは2017年1月発足の「戦後空間WG」の公開キックオフでした。今後も大小のシンポジウムが続々企画されますので、みなさま議論にご参加ください!