BankARTスクール201602-03受講生募集中

201602-03_BankART_school


バンカート(BankART1929)が主催するBankARTスクールの、2016年2-3月のプログラムが受講生を募集しています。青井は毎週月曜日のレクチャー(19:30〜)を担当。3/21のみゲストとして石榑督和さんが登壇。興味ある方、是非お申込ください。

アノニマスな世界をつくるアート(わざ・すべ):台湾の都市・建築を読む

[1] 2月1日(月)層化するエスニシティ:台湾の歴史と人
[2] 2月8日(月)入植と土着化:土と竹の世界
[3] 2月15日(月)19世紀東アジア海域世界のなかへ:亭仔脚をめぐって
[4] 2月22日(月)寝床の植民地史
[5] 3月7日(月)家屋の類型学:コルテ・スキエラ・トーレ
[6] 3月14日(月)都市建築の時間学:テクトニクスとシェア
[7] 3月21日(月)ゲスト:石榑督和 都市建築のリダンダンシー:切断と反応
[8] 3月28日(月)ディスカッション

私たちの生きる世界はどのように組み立てられているのだろうか? 人は集団をなし、また別れる。強いられ、求め、動く。異世界に降り立つ。見慣れぬ環境に取り付いたかと思えば、まもなくその環境をつくる物質の配列を組み換えはじめる。先に来た人々との間に摩擦と融合がある。新たな居住世界が組み立てられる。   台湾の人々はそうして彼らの世界をつくってきた。無名性の世界にも、それをつくる「art=わざ・すべ」がある。それを読み解くことから、私たちがいかに世界をつくりうるかを考え直したい。