シンポジウム「ヒストリー・オブ・ジャパン・アーキテクツ」のレビュー

表記シンポジウムについて当ブログでは、

のふたつの記事でいちおう振り返りましたが、この間に下記レビュー記事が公刊されました。ありがたいです。

  • 吉村靖孝「建築家と建築史家の再接近に思う」(jt 新建築住宅特集、2015年4月号)
  • 橋本純「シンポジウム「ヒストリー・オブ・ジャパン・アーキテクツ」」(新建築、2015年4月号)

後者は編集部として書かれたものなので誌面では無記名ですけどね。「現代建築に対して歴史はいかに作用しうるのか」(橋本)。ヴィドラーも書いているように、ポスト・モダニズムはたしかにある種のポスト・ヒストリーというべき構造を(その表面的な歴史重視の見えがかかりに反して)つくったかもしれないが、もうそこから出なければね。