福島原発事故現場20Km圏内を見て

kj201504昨日(2015.03.27.Fri.)明治大学中野キャンパスにてアーキエイド総会が開かれ、ゲスト・コメンテーターとして参加させていただいた。塚本由晴・貝島桃代のお二人の進行により12本の活動報告があり、懇親会、二次会と・・・。こうした試みの数々からどのような建築論が立ち上がるかがやはり重要だろう。


で、総会での報告者のひとりとして参加されていた芳賀沼整さんから、会場で、発刊されたばかりの『建築ジャーナル』no.1237, 2015年4月号を頂戴しました。特集は「3.11から4年 2 原発事故と建築家」。

去る1月25日に、五十嵐太郎、浅子佳英、中川純の3氏とともに芳賀沼さんにご案内いただいて福島原発被災地(双葉町中心部、同海水浴場、第一原発西側フェンス際、南相馬市小高区、請戸漁港など)を1日かけて巡った記録と、夕方に郡山市希望ケ丘で開かれたトークイベントの内容が掲載されている。コンテクストが不確定で不定形な状況においてこそ建築的思考+行動がものごとを動かしうるのだということをまたしても芳賀沼さんに教えていただいた。濃密な誌面になっているので是非ご一読を。

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