春の集中プロジェクト2件動いてます。

昨日4/14(木)は新年度初回のゼミということで院生3名の発表と、昨年夏の台南サーヴェイの紹介報告の後、研究室の家具設計制作プロジェクトのミーティング。地震で一部の家具が壊れてしまったため研究室の約1/3のブースを新たに設計制作しようという新入り4年生の活動です。U字型カウンター形式のデスクと書架とロフトを一体化したものをつくるイメージ。で、こんな面白いお仕事(かなり問い合わせ多いとのこと)もされている建築家の光本直人さん・濱名直子さん(ミハデザイン mihadesign )に助言をお願いしたところご快諾いただき、昨日生田キャンパスにお呼び立てした次第。恥を忍んで無知もいいところの質問を連発する私どもに懇切丁寧なご助言をくださったお二人にはもう深謝です! 雰囲気は学生たちのブログで紹介されてますのでご覧下さい。夜の飲み会には光本さんにもご参加いただき色々と刺激をいただいた。これに懲りず引き続きご指導のほどお願いいたします+末永くお付き合いくださいませ。
もう1件の短期集中プロジェクトは略称サンリクゼミ。三陸地域の過去の地震津波災害(1896, 1933, 1960)とその再生プロセス(とくに集落移動)を一挙に集成一覧化するべく私と院生4名にて作業中。今回の再生では大量の小さな実践が必要とされるが、その背後に必ず歴史観が問われると同時に、発災からの時間のデザインが問われる。その基礎資料となるものを目指している。私たちの都市論にとっても重要な試金石です。(実際の再生プロセスもできるだけフォローしていくべし。>研究室メンバーへ)