建築設計2イブニングトーク+設計の授業をお願いしている先生方と飲んだ。

5月10日(月)はムサビ(非常勤)の授業を終えていったん帰宅した後、彰国社へ移動して某書籍の打合せ。22時くらいまで。ヘトヘト。
5月11日(火)は本務校で担当している建築設計2(2年生)、住宅設計の課題の中間発表会。みんな頑張っている。この授業では、兼任講師に小島真知寶神尚史山縣洋安田博道古見演良安部良の各氏をお迎えしている(当方を含む2名の専任をあわせて計8スタジオ体制)。中間発表終了後、18:00より2010年度第1回イブニングトークということで兼任講師お3方のレクチャー(先生方お疲れのところすみません)。まず小島さんが光と建築をめぐってルイ・カーンの設計手法とその展開(採光装置が次第に建築そのものに発展していく)、そしてご自身の設計について、次に寶神さんが写り込み(鏡など)による新しい知覚経験(の表現)の可能性について(アニッシュ・カプーアの世界とその建築的展開)、そして最後に山縣さんが都市(敷地環境・法規等)をはじめとする設計諸条件を読み取り建築的構成として定着させる方法について、それぞれお話し頂いた(以上、あくまで当方のまとめです)。設計課題にはじめて取り組む2年生にさまざまな意味で勉強+刺激になったに違いない。昨年はじまった企画だがこれはとてもいい。学生からも鋭い質問がいくつか出た。
イブニング・トーク終了後、担当教員と助手・TAによる懇親会@生田。小さくてよい雰囲気の店(山中よい仕事をしたぞ)。23時過ぎまでかなり盛り上がる。講師の先生方のお話が熱い。色々得るものあり。いや、よい飲み会であった。先生方ほんとうにありがとうございました。