新メンバーにて始動。

_002034620090417 Thu. 2009年度の最初の研究室ミーティング。こっちで個人で進める研究の報告+討議。もうひとつ水曜のゼミでは60-70年代のいくつかの都市論を読む。まずは布野修司『戦後建築論ノート』の「建築の解体」から入って、磯崎新長谷川堯ヴェンチューリ、アレグザンダー等々へ。どんな研究をやるにせよこのあたりは現代の直接の根っこだから知っておかないとまずいし、ちゃんと読めば色々なヒントが今も取り出せる。という意味だから勘違いするなよ。むしろ個人の研究テーマはもっともっと具体的な対象をしっかり記述する作業であるべきだと思うぞ。一見して地味な具体的対象の記述に現代的問題意識を組み込むという架橋作業を訓練しないで、ただもっともらしい言葉をかっこいい建築家の言葉を追いかけるように繰り返しても、まったく使い物にならん。とくにM1〜M2。

夜は登戸にて飲み会。この時点まではそれなりに落ち着きがあったのだが・・・2次会のカラオケはえらいことになって、笑った笑った。しかし年度が変わってこれだけがらりと雰囲気が変わるとはね。