青井研究室初年度の修論発表会は・・・何だか盛り上がりましたね。

20090220 Fri.-21 Sat. 昨日から今日にかけて建築学研究科(計画系)の修士論文発表会が行われ、40本弱の論文の発表・質疑が行われました。連日朝から晩まででしたからもうヘトヘトです。
 さて、わが研究室のセッションは会場も盛り上がって僕はハッピーな2時間でした。質問も続出しましたね。意外と問題視されたのもあったし、高い評価をいただいたのもありました。学術的あるいは社会的にみて、今後も参照されるに違いないと思う論文も複数ありますから、成果の公開についても検討したいと思います。しかし考えてみるとうちは多彩ですよ、都市史、近代建築史、意匠論、民族建築学、都市人類学、表象文化論てな感じです。この独特の開放感を維持してゆきたいものです。それが明治の建築での僕の役割だとも思いますし。M2の皆さんとは4月に出会ってまだ1年にも満たないわけですが、粘り強く僕と付き合ってくれて感謝してます。
 そういえば今日は会場にトウキョウ建築コレクションの実行委員の人たちが何人か来ていました(早稲田の院生、明治のOB)。1年ぶりに会うのに丁寧に挨拶されると嬉しいものです。彼らの営業が功を奏したか、うちのが一人応募するそうです。
 ではわが研究室の修論タイトルの一覧を載せておきます(氏名はいちおうイニシャルで)。
IM「坂倉準三と渋谷計画 〜大都市ターミナル形成の一例として〜」
KM「独立住宅における外部と内部の関係性についての研究 − 閉鎖的住宅の時代 1967〜1976 −」
FS「台湾における竹造家屋とその変容」
HM「川添登の言説を通して見るメタボリズムと、その前後史」
MS「築地市場仲卸店舗群の構成と変容−様相の背後にある環境生成の原理」
MT「SF映画の空間表象における未来表現の分析」−」