taiwan

船上にて。S氏と、彼の父親と。

8月の調査最終日に白沙崙にいた我々と横を通りかかったSさんとの約束で、二仁渓を彼の船で遡る。彼は筏協会のリーダーで、この川の環境改善のための運動を率いて奮闘してきた人。我々が調べている竹市がかつて開かれていた川岸の広場は、やがて竹市が開かれ…

曾文渓も確認。

調査2日目は曾文渓の河口にほど近い西港へ。この河に上流で注ぐ菜寮渓の流域(左鎮)ではすでにインタビューをしたことがあり、10mほどの竹の束をつないで1km(長いものでは3Km)という長大な筏を流すのを毎年見たという証言を得ていたが、これを下流で確認…

二仁渓を遡る。

朝6:30発の高鐵(台湾新幹線)で台南へ。馴染みのドライバーSさんのタクシーで白砂崙へ。台南県と高雄県の県境を流れる二仁渓の河口付近(高雄側)。かつて竹の市場が開かれていたところだ。8月の調査最終日に得た情報を頼りにTさんを訪ね、幸いにもインタビ…

台湾到着、台北散歩。

昨日(23日)夜、台北に到着しました。今回は1月4日までの滞在。 昨日は、実は16:30成田発の便なのに16:20空港着のバスに乗っていることに車中で気付いて大慌て。僕は出発直前までバタバタしていたのですべて奥さんに任せていて、バスを予約したのも奥さん。…

こんなところに紹介

台湾の建築系ウェブマガジンMeta magazine : Archicake daily の9月2日付の記事にて私たちの調査のことが紹介されています。 昨年8月の調査では新聞の地方面みたいなところにかなり大判のカラー写真入りでとりあげられたんですけど、今回はウェブです。正直…

帰国しました。

昨夜、台湾より帰国しました。学生たちは一足先に帰国しています。 学生たちとの集中的な調査は約10日間でしたが、共同研究者の陳正哲先生が「濃かったね。1ヶ月分くらいの仕事をした感じがする。」と言ってくれたので研究代表者としてはまずはホッとしたと…

(アブストラクト提出〆切延期のお知らせ)東アジア建築文化国際会議 台南2009

アブストラクト提出の〆切が、8月15日から9月30日に延期されました。主催者側からの情報によると中韓台日ばかりでなく東南アジアなど世界各国からかなりの数が集まりつつあるようですが、〆切を逸してしまった多くの参加希望者からの問合せに応えたいとのこ…

台湾調査報告 その3

かつて竹市が開かれた二層行渓の白砂崙側の土手。ここに竹と人と牛車がひしめく景観を想像してほしい。撮影者(私)が立っている現在のRC造の橋も、昔は竹筏をつなぎあわせた浮き橋だった。 17日に南部での調査を終えて台北に戻る。今日8月19日は国立台湾図…

台湾調査報告 その2

写真は13日に出会った古亭畚と呼ばれる米倉。白河にて。 毎日朝から晩までフル回転のため依然として書く時間がとれず・・・。またしても「とりあえず」なのですが、この写真をアップしておきます。 ↓ 遅ればせながら15日までの調査日誌をアップします。

台湾調査報告 その1

写真は8月11日の左鎮調査。茅さんのトラックにて山間をめぐる我々。 連日たのしく充実した調査が続いている。 なかなか時間がとれず報告が書けないのでとりあえず8月10日までの日誌だけ。 →8月11日分で一区切りになるので追加します。

台北にて都市インフラの一端を覗き込む。

台北市内を歩いていたら、足下に、何だか無数のカラフルな線が花みたいに咲いているのに目がとまり、思わず立ち止まってカメラを構えた。で、「すみません、これ何の線ですか」と聞くと、電話であると。彼は「中華電信」(日本ならNTT)のおじさんだった。「…

住総研・研究選奨授賞式+講演

0613 住宅総合研究財団の2006年研究助成(2006年6月〜2007年10月の1年半)をいただいて進めてきた私たち(青井哲人・角南聡一郎・陳正哲・張亭菲)の研究の成果(論文)が高い評価をいただき、「研究選奨」に選ばれたことはすでにちらっと紹介しましたが、本…

Mega Village of Taipei

ちょっと行ってきました。建築学会の計画委員会春期研究集会(布野委員長)も今年で3年目。今年はやや地味な企画かと思いましたがそれは僕がこの国にもう11年も通っているからで、よく考えたら多くの参加者にとっては新鮮なんですね。実際、非常に好評だった…

(日程変更のお知らせ)東アジア建築文化国際会議 台南2009

主催者より連絡がありましたので、日程変更のうえ再掲します(来年4月15-18日開催予定→10-13日に変更)。アブストラクト+登録の締め切りは6月末(変更ナシ)ですので、みなさま奮って応募ください。私も出します。 東アジア建築文化国際会議 Whose East Asi…

東アジア建築文化国際会議 台南2009 開催概要が決定しました。

次回は台南市で開かれます。メイン会場の文化資産保存研究センターは、旧台南州庁舎(総督府技師・森山松之助設計のマンサール屋根が魅力的な建物です)。このサイトをご覧のみなさま、是非ともまずは概要(アブストラクト)を書いて応募してください。概要…