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忘年会・陣内研の皆さんと。

学生たちが陣内研の皆さんと合同忘年会を企画。昨晩(12月17日)新宿歌舞伎町界隈で飲む。次年度より研究室メンバーとなる現3年生も参加。3年生だと陣内秀信も布野修司も誰一人として知らないが(汗)、藤森照信は全員が知っている。もちろんニラとかの建…

フットサル初挑戦は・・・。

惨敗でありました。 研究室9名+強力助っ人1名で即席チームをつくり(本当に今日できたチーム)、新百合ヶ丘のフットサルクラブが主催する大会(いろいろランクがありまして、スーパービギナーズクラスにエントリーしました)に出たのですがね。 実は僕が布…

12月10日・第1回 都市発生学研究会・田中傑氏「関東大震災後の復興プロセス〜バラックから本建築へ」

この公開研究会は、主題たる都市へのスタンスをかなり絞り込んでいますから、いつまでも続けられるものではないし、2〜3年で10回やって終わりたい、その間にどうしてもこの人と議論したいという方を幅広くお招きしたいと思ってはじめました。その第1回を田…

(告知)12月10日・第1回 都市発生学研究会・田中傑氏「関東大震災後の復興プロセス〜バラックから本建築へ」

私ども明治大学 建築史・建築論研究室にて、都市とその時間を発生学的に検討する連続公開研究会をはじめます。その第1弾は、私が拝読して驚嘆した(と繰り返し言明している)『帝都復興と生活空間:関東大震災後の市街地形成の論理』(東京大学出版、2006)…

久しぶりにゼミの様子など

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10:30〜14:30、研究室ミーティング。昼休みをはさみ4名発表。S君の室内論、W君の地下論、H君の村野藤吾論、K君の明治神宮論。やはり「様式の上にあれ」はたいへんに奥深い。神社の森も深いので頑張るように。 14:40〜16:10、西洋建築史の講義。「モーセの革…

高過庵での顛末

御父上はそこに這い込むやいなや、おもむろに窓をぜんぶ開け放ってくださり、すると室内の小宇宙が、美しい峻峰に取り巻かれた諏訪の盆地というもうひとつの宇宙へと見事につながっていくのでありましたが・・・旋風のためか突然ばたんっぴしゃりっと閉まっ…

週末(20〜22日)は研究室メンバーで山梨・長野方面へ。まずは日誌を。

11月20日(金):(1) 清白寺、仏殿(室町期)と庫裏(元禄期)を開けていただく。仏殿は方三間裳階付の典型的な禅宗様建築では最もコンパクトな事例。国宝。(2) 山梨文化会館(丹下健三/1967)、60年代的都市構想の建築的実現。TVスタジオ、中庭、屋上など…

建築史・建築論研究室、ゼミ生ブログもよろしく。

私どもの研究室のイシグレ君がなかなかよい夏の報告をゼミ生ブログに書いているので紹介します。 aoi-lab(明治大学 建築史・建築論研究室=青井研究室の学生のブログ)9月9日の記事 2009夏:今和次郎/南洋堂N+スクール/瀝青会/澎湖群島/台湾島

思いもよらぬリンケージ〜海から陸へ〜

先日の広島行のなかで、谷口吉生設計の広島市環境局中工場(2004年竣工)を見た。ゴミ処理工場。巨大な機械がガラスのアトリウムの両側に収められて、圧倒的に美しいのだが音も匂いもしない。いやそれは仕方ないのだろうが、やはり美学の優位は僕には肌が合…

新メンバーにて始動。

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20090417 Thu. 2009年度の最初の研究室ミーティング。こっちで個人で進める研究の報告+討議。もうひとつ水曜のゼミでは60-70年代のいくつかの都市論を読む。まずは布野修司『戦後建築論ノート』の「建築の解体」から入って、磯崎新、長谷川堯、ヴェンチュー…

卒業・修了おめでとう。

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昨日(3月26日)、卒業式が行われました。武道館でのセレモニーに続き、駿河台キャンパスの教室に別れて学科別の学位授与式。つづいて新宿にて研究室メンバーと盛り上がる。例によって研究室飲み会には家族も参加(人環大時代からのスタイル)。 明治に来て…

青井研究室初年度の修論発表会は・・・何だか盛り上がりましたね。

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20090220 Fri.-21 Sat. 昨日から今日にかけて建築学研究科(計画系)の修士論文発表会が行われ、40本弱の論文の発表・質疑が行われました。連日朝から晩まででしたからもうヘトヘトです。 さて、わが研究室のセッションは会場も盛り上がって僕はハッピーな2…

ゼミ忘年会

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研究室のメンバーともなんかもう長い付き合いな感じがしてきたなあ。今日は博士課程、M2、M1、4年生、そして次年度の配属が決まっている3年生、うちの家族も参加して総勢20名ほど。奥さんが会場にて煎包をつくる(好評)。我々が帰った後、某博士課程の方が…

全体ミーティング

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1119 修論より3本。Kさんの70年代住宅論、Mさんの映画都市論、Iくんの渋谷研究。どれも面白くなってきた。僕もかなり勉強させられている。 Iくんの作業でかなり明らかになりつつあるのだが、坂倉事務所のあの独特の仕事の拡がりは、戦中期にその根がある。つ…

レーモンドはやはりすごかった。

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20081107〜09 研究室のメンバーと群馬・栃木を中心に近現代建築を見て廻る。 A・レーモンド/群馬音楽センター(1961)see photo album

全体ミーティング

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今日はDのK君、M1のM君、M2のHさんの3人が報告。 そんでHさんの発表で川添登氏のメタボリズム論に眼を開かれた気がした。いかに私の理解が薄っぺらであったかと恥じ入る(いやたんなる不勉強か)。川添氏はインフラストラクチャを否定して、ひとつひとつの住…

全体ミーティング

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修論3本。ようやくそれぞれの目標が具体的に見えるだけの作業をしてくれたなという感じ。それから先行研究のレビュー報告がちらっとあったので、それらをきちんと評価しつつ、それに対して自分の研究がどこに位置するかを示さないとダメよと言うと、皆が「そ…

全体ミーティング等々

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1015 全体ミーティングはM2修論ではF君の台湾調査報告、Mさんの築地都市人類学、そして今日の収穫はM1のH君がかなり塚本都市建築論の読み込みを深めていること。ちょこちょこ書いているように、最近R・ヴェンチューリが思いのほか面白いことを再発見してい…

研究室の前期打ち上げ(飲み会)+台湾調査行ってきます。

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大学院入試を終え、ちょっと遅れて生田駅前の居酒屋へ合流。ちょうど乾杯のタイミングに間に合う。 少し前に兵役を終えて帰国・復学した韓国のK君も参加。 4ヶ月でメンバーそれぞれのことが分かってきた感じなので、今回は僕もかなり言いたいこと言った。て…

全体ミーティング(今頃ですが先週のこと)+台湾調査のこと

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0724 バタバタしていて遅くなりました。M2よりポスト・メタボリズム試論のHさん、築地サーヴェイのMさんと、M1のMくん、Hくんが発表。前日、台湾調査参加者5名とミーティング。僕から研究テーマなどざっとレクチャ。M2のF君はこの調査で修論を書くことにな…

全体ミーティング

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修論4名。Kさんの70年代住宅論、Mさんの映画都市論、I君の坂倉と渋谷、F君の台湾竹造家屋論。いずれも夏休みのがんばり次第では面白くなる。8月の台湾調査(研究室より5名参加、人環大の学生3名も現地合流の予定)に出てしまう前に、夏になすべきことを明確…

全体ミーティング+余談

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0710 今日のゼミはM1×2名。学部4年生×2名の進捗状況。なすべき作業を今後きちんとやってほしい。 4人の発表で一番発見だったのは、P・ベーレンスが19世紀末〜20世紀初のデザイン界の振幅のほとんどを体現してしまっているとしか思えないこと。ユーゲントシュ…

全体ミーティング+雑談(黒沢隆のこと)

0703 4年生。K君のテーマはモデュロール・ローカライズド。モデュラー・コーディネーションの線ではものすごい量のモデュール開発の歴史がある。しかしいったいモデュールが設計にクリティカルに効いてくるのはどの局面においてであり、またどのようにしてな…

全体ミーティング

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0626 私たちの研究室のミーティングは毎週木曜日の2〜3限。ランチも食べながらやれば4時間とれる。今日は報告5本。 M2修論。I君は渋谷駅と坂倉準三。坂倉の作家論的枠組みからの解放、日本型アーバニズムの一例のドキュメンテーション、江戸縁辺部の都市形成…

全体ミーティング

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0619 4年生S君はP・ベーレンスに絞り込むことに。M君はまだ彷徨っているがB・フラーを勉強する。M1のM君は金沢シーサイドタウン(1978年)の報告。どうやら70年代に数々の傑作を生んだ集合住宅団地の計画手法の開発蓄積が詰まっているのではないかと推測。…

全体ミーティング

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0612 M2のMさんの築地研究はよい感触。この調子でぐいぐい進めてほしい。4年生K君はモデュロールの日本的ローカライズを探ることに。面白そう。Sさんはソウルの都市史・都市計画史を踏まえて近年の復元プロジェクトを位置づける。復元もまたソウルの速度の一…

全体ミーティング

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M2修論4人発表。まだまだ先が見えん・・・。

全体ミーティング

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0529 M1ふたり。ある公団団地の特質を、自身の記憶の再現によって検証しようというM君。槇文彦設計の金沢シーサイドタウンがクリソツで気になる。H君。都市は今いかに読まれようとしているのか。Tモト一派の一連の仕事をしばらくは追跡し、世に言うコンテク…

全体ミーティング

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0522 M2修論。ポスト60年代というか、メタボリズムからセルフビルドへというような転回的な継承がなぜ起こるのかを問おうというHさん。構え方はよいがフレームが果てしなく広がってしまいそうで危険。検証したいパス(経路)を絞ってみるべきだろう。築地市…

全体ミーティング06

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0515 M2、3名発表。動き出す前にただ何となく不安に苛まれるという状態は最悪。研究はぼんやり夢をみることではない。研究が面白くなるには、ずぶずぶの格闘が必要。本を読め、資料を集めろ、足で稼げ。もうこんなユルいゼミは許さんから心せよ。