2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

台湾調査・某先生が送ってくださった写真

台湾調査2012夏・第2クール(2012年8月15〜22日)は彰化県北斗。

研究室としては2010年度にはじめた台湾町屋調査も今年度で3年目(2010台南、2011吉貝、2012北斗)。昨年度からは法政大学高村雅彦先生の科研費のメンバーに加えていただき、そのなかで私たちの町屋研究を実施している。今年のフィールド北斗は(私が台湾各…

台湾調査2012夏・第1クール(2012年8月6〜13日)終了

今年は台湾漢人の寝床の変容に迫る研究(科研費)の最終年度。今回は花蓮・台東・屏東を巡る。とくに花蓮・台東は台湾では最も開拓の遅い地域で、アミ族をはじめとする原住民(オーストロネシア語族系先住民)の集住地が分布していたところへ、植民地期から…

阪神間の神社を巡る。社殿・境内の20世紀を考えるケーススタディ。

7月末に神戸に行ってきた。神社の社殿・境内が経験してきた「近代」を復元的に解明していくうえで、阪神間の神社は格好の素材を提供してくれそうだ。下の3枚の写真を見ていただきたい。本殿(見えないけど)の形も違うし、他の社殿の材料(木造もRC造もある…

建築雑誌2012年8月号 特集 広島[ヒロシマ]・長崎[ナガサキ]Hiroshima and Nagasaki: City, Peace and Architect

8月号は平和を考える特集。本号編集担当は砂本文彦(広島国際大学)・初田香成(東京大学)のお二人。 編集ポリシーは、大きくいえば二つ。 (1)狭義のメモリアル・モニュメントは直接の対象とはせず、都市と社会生活の再生過程のなかに平和の徴と証を見届…