2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

吉田五十八設計・惜櫟荘(熱海岩波別邸, 1941)70年目の解体修理(新建築住宅特集 2012年8月号)

先週新建築住宅特集2012年8月号が届きました(興味深いリノベーション特集です)。青井は「「明朗さ」の背後にあるもの:吉田五十八「惜櫟荘」70年目の解体復元」(p.96-97)を寄稿しています。 岩波茂雄のために吉田五十八が設計した熱海の別邸・惜櫟荘(せ…

19世紀パリ改造を通して都市組織論を語る --- 第5回 都市発生学研究会・松本裕先生

20120719 Thu. 研究会を盛況のうちに終えました。松本先生のお話、刺激的でした。ありがとうございました。講演をお聞きし、ディスカッションし、その後遅くまで飲んで議論しました。自分なりに考えたこと(の一部)をつらつら書き連ねてみます。 (1)都市…

建築雑誌2012年7月号 R・クロネンバーグさんの記事は英文でも読めますよ。

建築雑誌 2012年7月号特集「動く建築:災害の間に」に掲載の、ロバート・クロネンバーグさん(牧紀男訳『動く家』の著者)による文章「災害後の仮設シェルターのデザイン」は、もともと英語でいただいたものを和訳して記事化しております。原文は、建築雑誌…

第14回会誌編集委員会

最近2回くらい、編集会議の報告を書くの忘れてた。 2012.07.11 Wed. 編集委員会。 (1) 連載記事A〜Gの進捗状況を確認、検討。 (2) 9〜11月号進捗報告。 (3) 12月号特集(森・竹内・末廣・大沼)目次案を検討、決定。復興計画の事業化をめぐる現場のアポリア…

先日のKDU-ED Talk Session #2 のレポートを花田先生が書いてくださいました。

トークセッション2012 第2回 青井哲人「やわらかい都市のなりたち ー 都市の時間的振る舞いの学へ ー」レポート 花田佳明 画像拝借しました。「内容より雰囲気重視」(花田先生のtweet より)(笑)のレポートということですが、いずれきっと本にしますので…

建築雑誌2012年7月号・特集 動く建築:災害の間に

今号の特集は、「動く建築」と銘打っている。もちろん、ドーム屋根が開閉するとか、そういう可動性ではない。発災から復興にいたる災害プロセスの初期的なフェーズにおいて一気に、あるいはじわじわと出現し、そして近い将来にその処分が求められるような、…

(告知)第5回都市発生学研究会・7/19・松本裕先生「近代都市再開発を通じた都市組織の重層化 19世紀パリ大改造をめぐって」

都市発生学研究会では、7月19日(木)17:00より松本裕先生 (大阪産業大)をお招きして第5回公開研究会を開催します。奮ってご参加ください。 第5回都市発生学研究会 近代都市再開発を通じた都市組織の重層化:19世紀パリ大改造をめぐって 歴史都市パリでは…