2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

卒業式

2011年度の明治大学卒業式が2012年3月26日に行われました。当方の研究室では、学部生9名が卒業、大学院生4名が修了しました。いつも同じこと言っていますが、今後も「考える自由」を大切にしてください。 どうしたら時代に振り回されずに、大事なことをちゃ…

復興の原理としての法、そして建築

20120322 Thu. 大学で会議の後、水道橋のダイワ・リースにて応急仮設についてインタビュー。“生き字引”お二人に一般にはほとんど知られていない事実と視点をたくさん教わった。建築雑誌7月号に掲載予定。ご期待ください。 20120323 Fri. 日本建築学会復旧復…

東日本大震災と都市・集落の地域文脈 −その解読と継承に向けた提言−

日本建築学会 都市計画委員会傘下の地域文脈形成・計画史小委員会で、東日本大震災をめぐる「地域文脈」の解読と継承に関する提言集がまとめられた。昨日(2012.03.20)、今年度最後の委員会があって、できあがった冊子(2012.03.01-02の学会震災シンポで主…

第10回編集委員会

2012.03.13 Tue. 編集委員会。はや10回目。 (1) 連載記事A〜Gの進捗状況を確認、検討。 (2) 5〜7月号特集 進捗報告。 (3) 9月号=年報(委員長)原案の検討。決定。 (4) 10月号特集(田村・加藤・樫本)素案の検討。とっても有意義な議論ができた。 (5) 11月…

黙祷。

2012年3月11日(日)。東日本大震災の発災から1年。14時46分。NHKの追悼式特番を見ながら家族4人で東北を向いて1分間の黙祷を捧げる。 その後、息子は友だちに電話をかけて外へ遊びに行った。娘はもう乗らなくなった自転車の絵を描いている。息子と娘が何年…

建築雑誌2012年3月号・特集 東日本大震災一周年 リジリエント・ソサエティ Resilient Society: Commemorating the 3.11 East Japan Earthquake Disaster

建築雑誌3月号が届きました。土壇場でいろいろ苦労した特集でしたが、災後1年間の地域の現場をレポートしながら、3.11以後急速に誰もが使うようになった「リジリエンス」(復元=回復力)という概念を吟味し、さらに米国(9.11もカトリーナもなかなか復興し…

建築論争の所在 CiNiiで公開

『建築雑誌』2011年2月号(特集:建築論争の所在)が刊行1年たちCiNiiで公開されています。山口廣先生インタビュー、隈研吾×岡崎乾二郎 対談が印象深い特集でしたが、わたしの渾身の寄稿も読めますので是非。 青井哲人「戦後建築論争史の見取図〜とくに「巨…

牧紀男×青井哲人「3.11──復興へのプロセスとアポリア」 10+1 website にて公開

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10+1website にて「3.11──復興へのプロセスとアポリア」が公開されています。2月6日に行った牧さんとの対談です。昨年(2011年4月16日)の対談「移動と定着のメカニズム──災害の歴史から学ぶこと」の1年後の続編です。防災、というより「災害」をめぐる全プ…