2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ニュー・オブシディアン

最近読んだ(↓)(一部読了に至らず)。 吉村昭『三陸海岸大津波』(文春文庫、2004) 河田恵昭『津波災害〜減災社会を築く〜』(岩波書店、2010) レベッカ・ソルニット(高月園子訳)『災害ユートピア―なぜそのとき特別な共同体が立ち上るのか』(亜紀書房…

工学院大学が「仮設でない」住宅の建設プロジェクト

「建築学部」と後藤治先生の力強い動き。「仮設でない永住の家建設へ 工学院大、絆重視し被災地に」(asahi.com) 三陸地域では地形的制約が厳しく、集落立地の余地が少ないから、仮設という段階を踏むよりも「仮設でない」住宅をつくる方が合理的という判断…

シンガポールです。EAAC 2011 Singapore

0511/国立シンガポール大学を会場として開かれる東アジア建築文化国際会議シンガポール2011に参加するため、昨夜羽田を発ち、今朝6時にシンガポールに到着しました。いまホテルだけど早朝なのでチェックイン待ち(10時くらいになりそう)。今日は明日からの…

やりましたね! 5月7日(土)南三陸町志津川漁港に番屋が完成。

竹内泰さん(宮城大学准教授)の設計・指導。(僕もメールで準備中のやりとりを見守っていたのだけど)今回のプロジェクトは竹内さんと地元漁協が中心になり、加子母木匠塾、宮城大・東京理科大・滋賀県立大・千葉大等のネットワークによる支援で実現。木材…

山口弥一郎の三陸集落調査についてまとめました。

ウェブサイト「三陸海岸の集落 災害と再生:1896, 1933, 1960」に、「山口弥一郎の三陸集落調査」, 「山口弥一郎の三陸集落調査関連文献」をアップしました(2011年5月6日)。 山口弥一郎への関心が集まっているようです。三陸地域の津波災害と集落移動に関…

「三陸海岸の集落 災害と再生:1896, 1933, 1960」付記

ウェブサイト三陸海岸の集落 災害と再生:1896, 1933, 1960の主旨・読み方等は、サイト中に最少限の記載をしていますが、多少の補足をさせていただきます。 当サイトは、4月11日に数名の院生有志と私とで資料収集・読込みを開始し、当初より3週間後(4月末)…