2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月26日/布野修司先生還暦記念アジア都市建築研究会+祝賀会+2次会+3次会+4次会

昨日、我々の師・布野修司先生の還暦記念行事が京都駅前のキャンパスプラザ京都で行われた。『カンポンの世界』冒頭にあるとおり、布野が東南アジアを歩きはじめたのは1979年。今年でアジア遍歴30周年ということになる。30年。布野が京都大学に来たのは1991…

自分が答えを知らない問題から出発せよ。そして直接関係ない本を読め。

《寄宿先の家の前に雑草と土に覆われた三角形の空き地があった。午後になると、八才から十二才ぐらいの路地裏(カンポン)に住む男の子の一団が、よくそこにサッカーをしに来た。まずコインを投げて裏表を当てる。そして、負けた方はおもむろに半ズボンを脱…

パシコムおじさんとカンポンの世界

「私の家はネ・・・ホテル・インドネシアの隣なんですよ。RUMAH SAYA 'MAH ... DIBELAKANG HOTEL INDONESIA ...」 インドネシアで40年連載されたG.M.スダルタ作の人気漫画「パシコムおじさん」より(この漫画は1979年9月19日付)。 ホテル・インドネシアは日…

澎湖群島調査報告 その4 「松屋旅館/中央旅社」をご紹介

澎湖群島調査は島々を廻る旅だったので色々な宿(ほとんど民宿)に泊まった。そのなかで一番印象深かったのがこの宿。馬公市街の中心部、古い町並みのなか。 僕らは2005年9月にも一度ここ「中央旅社」を訪ねているのだが、そのときは3年前に営業を停止してい…

個人誌『建築と日常』創刊

長島明夫さんが雑誌を出されました。おめでとうございます。春先にお話をうかがって、長島さんのような人は力を発揮しないとだめです、ということと、「日常」という問題意識は絶対いいです、ということだけは申し上げた記憶があります。「日常」はなぜかく…

建築史・建築論研究室、ゼミ生ブログもよろしく。

私どもの研究室のイシグレ君がなかなかよい夏の報告をゼミ生ブログに書いているので紹介します。 aoi-lab(明治大学 建築史・建築論研究室=青井研究室の学生のブログ)9月9日の記事 2009夏:今和次郎/南洋堂N+スクール/瀝青会/澎湖群島/台湾島

建築系ラジオにインタビュー公開。ちょっと(?)舌がもつれてますが。

10+1 websiteの建築系ラジオ r4にて公開されました。7月25日南洋堂N+スクールでお話をした後の懇親会の流れで収録することになったものですから、一仕事終わった後のビールをおいしくいただいた後、さらに赤ワインのグラスをもって南洋堂屋上テラスに移動し…

何か都市を説明する原理が求められている。渋谷学第6回研究会にて。

予告どおり、昨年からの坂倉−渋谷研究の成果に加え、戦後復興期の渋谷で都市組織が生成し、それが自己展開し、あるいは消去整理されながら、やがて稠密化して新陳代謝に入ってゆく、そのプロセスに具体的な見通しをつけてみた。小さな建物の粒(細胞)から、…

渋谷の戦後史1945〜1970、しゃべります。 第6回渋谷学研究会・9月5日(土)国学院大学渋谷キャンパスにて

これです→http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/kouho0300062.html 第6回渋谷学研究会:渋谷の景観変遷をめぐる諸問題 発表1遠藤潤氏(國學院大學研究開発推進機構助教) 「近世から近代における渋谷川・古川流域の信仰史試論」 発表2青井哲人氏(明治大学…