2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

研究室の前期打ち上げ

2009.07.30 研究室メンバーを招いて我家で打ち上げ。 前期はかなりタフだったと思うがそれなりに力はついたはず。研究室も元気になってきたし。まずはお疲れ。 夏はそれぞれにしっかり充電すべし(得るべきものを貪欲に得よという意味)。 いま進めつつある…

トウキョウ建築コレクションの本できる。

トウキョウ建築コレクション2009をまとめた一冊。ざっとページをめくってみたたが、新企画もあり、また応募大学の幅が拡がり、ぐっと定着してきた感がありますね。今後も是非がんばってください。さて、今回の“2009”には昨年明治に来てほぼ出会ったその場で…

南洋堂N+スクール/『彰化』台湾版/建築系ラジオなどなど

まず何と言っても南洋堂の店主AさんとSさん(神戸芸工大出身)、司会をしていただいた松田達さん、コメントをくださった田路貴浩・南泰裕のお二方、嬉しい感想をくださった鹿島出版会のKさん、それからぽむ企画のHさん・Tさん(お久しぶり)・・・皆さん有り…

南洋堂でしゃべります(もう直前ですが)

南洋堂 N+スクール vol.13 青井哲人「台湾都市の解剖学〜私のフィールドワークから〜」 2009年7月25日(土) 19:30〜21:00 EditorNさん、EditorKさんが売り子で参加されるそうです(←意味不明の人はこちらを参照ください)。Nさん、Kさんも来られるなら、ア…

感銘を受けた一冊。戦略的概念としてのバラックをめぐって。

田中傑『帝都復興と生活空間〜関東大震災後の市街地形成の論理〜』(東京大学出版会、2006) 焦土と化した東京にいかにして生活空間が立ち現れ、市街地として整序されてゆくのか。この疑問に、入手可能なあらゆる史資料を駆使し、都市工学的・社会工学的基礎…

すまいろん2009夏号・特集「継承の知恵:保存・再生・無意識」

前に早稲田大学にて1年生の皆さんの授業を兼ねて行われた対論(大嶋信道×中谷礼仁、梶山秀一郎×青井哲人)ならびにこれと別に行われた対論(前野堯×清水重敦)が掲載された『すまいろん』夏号ができあがりました。 いま全部に目を通してみて思いました。是…

建築家坂倉準三展 開催記念シンポジウム・7月12日(日)・国際文化会館にて

本日建築家坂倉準三展 開催記念シンポジウムが開かれた。とても面白かったし、そもそも坂倉を公開の場で論じる機会そのものがこれまでなかったのだから大いに意義のあるシンポだったに違いない。しかし全体に何かすっきりしないものが残る不思議な後味。語れ…

思いもよらぬリンケージ〜海から陸へ〜

先日の広島行のなかで、谷口吉生設計の広島市環境局中工場(2004年竣工)を見た。ゴミ処理工場。巨大な機械がガラスのアトリウムの両側に収められて、圧倒的に美しいのだが音も匂いもしない。いやそれは仕方ないのだろうが、やはり美学の優位は僕には肌が合…

坂倉展・汐留ミュージアムでも開幕しました。

お知らせが遅くなりましたが鎌倉と平行二部構成での開催となっている「建築家坂倉準三展」の「住宅・家具・デザイン」部門がパナソニック電工汐留ミュージアムではじまっています。鎌倉が公共建築や社屋から都市計画までの広いレンジを対象としているのに対…

都市・集住体・不法占拠

先日、広島の基町長寿園高層アパートを訪ねた。大高正人の設計になる鉄骨とプレキャストパーツの集合体は思った以上に時代の空気をぎゅっと封じ込めた濃密な建物で印象深かった。これを紹介した『新建築』1973年5月号には石井和紘が「ルポルタージュ 基町旋…