2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Flickrの写真が生き返ってウレシイ。

最近、撮った写真はすべてFlickrにアップする習慣にしているのだが、アップされた写真が何だか冴えない。すべてではないが色がすーっと抜けてしまったような写真が多いのだ。僕はわりと色がこってりのった写真が好きなので、見れば見るほど気分が萎える。そ…

「自然」の科学・技術・行政という屈折したモダニズムはいかにして産み出されたのか。

国学院大学AMC棟にて行われた「第5回 渋谷学研究会」に参加した。 第5回渋谷学研究会「近現代東京の「鎮守の森」をめぐる地域史―多摩と代々木の事例から―」 発表1:畔上直樹氏(首都大学東京/東京都立大学助教) 「明治・大正期多摩における「鎮守の森」…

広島・呉を廻る。

2009年6月19(金)〜21日(日)、研究室の学生たちと広島・呉へ(前日18日夜に広島入り)。 1日目:京橋会館(広島県住宅供給公社, 1954)/呉市庁舎(坂倉準三, 1962)/音戸市民センター(隈研吾, 2008)/呉市街 2日目:広島市西消防署(山本理顕, 2000)/広島市…

最近、身近なところで注目していること。

・斜向いの研究室(構法計画の澤田誠二先生の研究室)で、4年生の学生さんたちが縮尺1/10でつくっている軽井沢の山荘(もちろん吉村順三設計)。なんと、木拾い、製材発注といったところから社会に接続するかたちでやっている。間柱とか垂木とかになると1/10…

震災の痕跡を。

笠原一人+寺田匡宏 編著『記憶表現論』(昭和堂、2009)をお送りいただく(長いことお会いしていない旧友の笠原さんから。謝謝!)。神戸での疎外的被災(とでもいうべき)体験以後、過去の事件の「記憶」とその「表現」をめぐって、研究フォーラム、展示会…

獄舎的なるもの

少し前に、伊東豊雄の「座・高円寺」をみた。すでに学生たちはブログに感想を書いているが、僕は何といってもむかし書いた伊東豊雄論(『建築思潮』05, 199703)のことを思い出して妙に感慨深かった。せんだいメディアテークのコンペが終わった頃、1996年夏…

アヒルのその後。

R・ヴェンチューリ+D・スコット・ブラウン+S・アイゼナワー著/石井和紘+伊藤公文訳『ラスベガス』鹿島出版会、1978年(原著:Robert Venturi + Denise Scott Brown + Steven Izenour, "Learning from Las Vegas", MIT Press, 1972年刊)の最重要キーワ…

都市生成・持続の実験場〜築地市場について〜

こういう記事を書きました。 青井哲人「都市生成・持続の実験場「築地市場」」(日刊建設通信新聞2009年5月28日付)昨年度、研究室の宮戸明香という院生がまとめた修士論文は、魅力的なドキュメントに満ちた、しかし非常にきっちりと築地仲卸売場の原理を読…

ヒョウタンツギ

と言うんです、これ。手塚治虫の例の。 写真は代官山駅近くで。最近、小学生の頃に読んだ『ブッダ』『火の鳥』を息子が学校の図書館で借りて読んでるとかいうので懐かしくなってとりあえずブッダの文庫版12巻セットをポチッと衝動買いして一気に読んだ。きわ…